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鹿島石油と連携協力に関する協定を締結

 澳门英皇娱乐_澳门赌博现金网-官网は、石油精製などを行う鹿島石油(神栖市)と、連携協力に関する協定を締結しました。今後、澳门英皇娱乐_澳门赌博现金网-官网カーボンリサイクルエネルギー研究センター(CRERC)との共同研究や地域未来共創学環のコーオプ実習先候補となることが期待されます。2024年12月25日に、締結式が行われました。


鹿島石油?武藤社長と澳门英皇娱乐_澳门赌博现金网-官网?太田学長の写真


 鹿島石油はENEOSの中核グループ会社で、グループ内でも3番目の規模を誇る基幹製油所(鹿島製油所)です。鹿島港に面した鹿島東部コンビナート内に位置し、ガソリンや灯油、軽油など、一般/産業用燃料や石油化学製品を生産しています。


 今回の連携協力に関する協定では、共同研究?委託研究等の研究活動とそのための協力?支援▽研究者や学生の派遣を含む学術交流の推進▽未来を担う人材育成の推進―などを盛り込みました。


挨拶をする太田学長の写真


 締結式で、澳门英皇娱乐_澳门赌博现金网-官网の太田寛行学長は、澳门英皇娱乐_澳门赌博现金网-官网が気候変動適応策の研究やサステイナビリティ学に注力してきたことを紹介しつつ、「現在は適応だけでなく、緩和の研究も進めている。これからの地域社会の持続可能性を追求していきたい」と話し、大学の姿勢を示しました。
 地域社会の持続可能性追求のためには「いろいろな機関との連携?教育が必要になってくる」とし、「環境を保全しながら、どうやって経済を進めていくのか、一緒に考えていきたい。関係をつくりながら、SDGsを含めた環境問題に対応したい。様々な面で連携できることを願っている」と述べました。


挨拶する武藤社長の写真


 鹿島石油の武藤潤社長は「鹿島製油所ができて50年。この間、石油は欠くことのできないポジションを占めてきたが、今現在は向かい風が吹いている」と話し始めました。その上で、「石油の需要は今後増えないが、原料?燃料としての重要性は変わらない。再生可能エネルギーももちろん大切だが、いきなり全部変わるわけではなく、非常に難しいトランディションがある。経済学的観点からも、エネルギーの技術的観点からも課題が山積している」と現状の問題点も指摘しました。
 協定締結にあたっては、「良い関係を築きながら、制約を設けずに、人材育成のために、社会のために、地域のために、必要なことをしっかりと見つけて社会に役立っていきたい。この協定を足掛かりに、茨城県の、地域の、ひいては社会、世界のためになるような連携の第一歩を踏み出したい」と意気込みました。


集合写真